六本木、雨の午後

　降るかな、降らないかな、微妙な天気の午後、六本木へ。いつものようにフォトギャラリーを観たあと、カメラを持ちぶらぶら歩く。

　夕暮れ近い六本木。なぜか平日の夕方、六本木を歩く人は速い。IOS感度を上げシャッタースピードを速めにしたが、それでもブレてしまった。
(レンズ：1:2/35mm, ISO 640, F4, 1/200) 

　広角レンズでも絞り開放ではそれなりに優しい背景となる。近景のシャープさは明らかに不足しているが、この天気にはそれも良しだ。
(レンズ：1:2/35mm, ISO 500, F2, 1/200)

　咄嗟に構え1枚だけシャッターを切る。まさに一期一会。撮影後に現像に凝ることもあるが、今回はファイルサイズの縮小のみ。手を加えない方が臨場感が伝わる。と勝手に思い込む。それもまたよし。
(レンズ：1:2/35mm, ISO 500, F2, 1/200)

　いつもマニュアル露出だが、メーターの振れはあまり気にしていない。少しアンダーすぎだった。オーバー気味になるよりましだね。この場では。
(レンズ：1:2/50mm, ISO 200, F2, 1/500)

　グリーンのガラスがいつもよりクリアに見えた。雨に濡れたからだろうか。
(レンズ：1:2/50mm, ISO 200, F5.6, 1/125)

(レンズ：1:2/50mm, ISO 200, F2, 1/30)

　特別な日でもなく特別な場所でもなく、いつもどおりの六本木をいつもどおり力まず数カット撮影。人の心を動かすわけでもなく、もちろん再生数を期待するわけでもない。普通に自分のための楽しみで十分。特にこの時代はね。