早春の外房へ

　真冬の季節から少しづつ春への移ろい。まだ風は少し冷たいが、外房に出かけてみた。

誕生寺という由緒あるお寺。大きな松の木が良く手入れされている。

夕暮れの漁港。太平洋側なのに夕陽? って不思議だが、湾を挟んで東側の岬から西を見ているため。置きっぱなしのような漁具が風情を高めている。

朝の漁港。狭い道、瓦屋根、密集して建つ民家や仕事場。典型的な日本の原風景。ときめきはないが、当たり前のものこそ安らぎを与えてくれる。

高台に続く遊歩道から。椿が満開。早咲きの桜もこのところの暖かさで満開だった。画像編集でフィルム写真っぽく仕上げてみた。

リアス式海岸が続く。海の碧さと岩の白さのコントラストがいい。

休憩に入ったカフェ。薄くスライスした苺で美しい曲線が形づくられている。薄くスライスされているため、口当たりも優しい。

コロナに対し、一時のように「気の緩み」のような評論は減ったように思う。人々に同じ行動を強要するのではなく、一人ひとりが考えて行動するフェーズに移りつつあると思う。より個人の判断、行動に責任が求められることになるが、あるべき姿と思う。締めるところを意識しつつ、楽しみもしっかりと持っていきたい。