bluefoxの日々

アマチュアカメラマン、bluefoxの日々を写真と共にお届けします。

手軽にクラフトビールを味わう 蒲田「Special End」

 大田区蒲田にあるクラフトビールの店「Special End」に行ってみた。瓶や缶のクラフトビールも販売しているが、何と言ってもここではタップからのビールを味わいたい。1杯500円で200mlの試飲ができる。

 6本のタップにつながる6種類のクラフトビールが提供されている。大森山王ブルワリーのもの以外に全国各地のブルワリーのビールがある。常に同じ銘柄がある訳ではなく「在庫限り」のものもあるそうだ。

 試飲スペースは壁沿いのベンチとタップ前のカウンター。自分のペースで好きなだけ試飲できるのがいい。

 店構えはオープンなイメージで入りやすい。撮影したのは夜だったので暗く感じるが、昼は明るい雰囲気だ。

 場所はJR蒲田西口から呑川沿いに少し歩いたところ。JR京浜東北線呑川。いかにも「蒲田」といった風景。雑然とし生活感満載だが、それがこの街の魅力だ。

 駅から店まで散歩にちょうどよい距離だが、盛夏だと少し汗をかくかも。一杯目がふた口で無くなりそうで要注意だ。

 

早春の外房へ

 真冬の季節から少しづつ春への移ろい。まだ風は少し冷たいが、外房に出かけてみた。

誕生寺という由緒あるお寺。大きな松の木が良く手入れされている。f:id:bluefoxzero:20220320000511j:plain

夕暮れの漁港。太平洋側なのに夕陽? って不思議だが、湾を挟んで東側の岬から西を見ているため。置きっぱなしのような漁具が風情を高めている。f:id:bluefoxzero:20220320000928j:plain

朝の漁港。狭い道、瓦屋根、密集して建つ民家や仕事場。典型的な日本の原風景。ときめきはないが、当たり前のものこそ安らぎを与えてくれる。f:id:bluefoxzero:20220320000528j:plain

高台に続く遊歩道から。椿が満開。早咲きの桜もこのところの暖かさで満開だった。画像編集でフィルム写真っぽく仕上げてみた。f:id:bluefoxzero:20220320000429j:plain

リアス式海岸が続く。海の碧さと岩の白さのコントラストがいい。f:id:bluefoxzero:20220320002331j:plain

休憩に入ったカフェ。薄くスライスした苺で美しい曲線が形づくられている。薄くスライスされているため、口当たりも優しい。f:id:bluefoxzero:20220320000435j:plain

コロナに対し、一時のように「気の緩み」のような評論は減ったように思う。人々に同じ行動を強要するのではなく、一人ひとりが考えて行動するフェーズに移りつつあると思う。より個人の判断、行動に責任が求められることになるが、あるべき姿と思う。締めるところを意識しつつ、楽しみもしっかりと持っていきたい。

新宿、西へ東へ

 所用があり西新宿に出かけた。この地に高層ビルが建ち始めてしばらく、その高層ビルは片手で数えられる位だったと記憶している。大きく変わり始めたのは都庁が建ったあとのように思う。

 回想などどうでもよい。今の西新宿をただ愚直に感じるのみである。少し大げさだが。

はじめは西新宿。35階のフロアから新宿駅方面を臨む。持参のレンズは50mm。巨大なビルディングを切り取る感じとなってしまった。ワイドレンズなら、晴れた空とのバランスをうまく収めることができたかも。f:id:bluefoxzero:20220225002118j:plain

見下ろしたビルを今度は見上げる。立ち位置を少しずつ変えながら、重なりを最適化してみる。f:id:bluefoxzero:20220225002113j:plain

はじめは曇天だったが、雲が切れ陽が差し込んだ。冬の柔らかい日差しだが、コントラストが一段上がる。f:id:bluefoxzero:20220225002108j:plain

今度は東新宿。ネットで知った美しいビルディング。ひとつひとつの窓枠の角度が変化を持たされている。f:id:bluefoxzero:20220225002103j:plain

ビルディングの面として見ると、全体でひとつのパターンを形作っているよう。青空とのコントラストが美しい。f:id:bluefoxzero:20220225002057j:plain

太陽が夕日に移り変わる直前。低い光に照らされた壁面が印象的なパターンを見せる。光の質、角度により多彩な表現力を持っている。雲の映り込みもプラスに作用していると思う。f:id:bluefoxzero:20220225002052j:plain

 とかく下を向きがちなこの頃、美しい壁面を見ながらの散策はいい刺激になる。都内にはまだまだ美しい表情の建物があるようだ。自分自身にどんな新たな発見が生まれるか、それを大切にしていきたい。

夜の東京タワーを愛でる

 今年初めての東京タワー詣で。冷たい北風の夜だったが、歩みと共に東京タワーが大きくなり、楽しいひと時を過ごせた。

六本木交差点から少し下ったところ。道路がカーブしているところが初めのビューポイント。背景の暗闇に見えるところは建築中の建物。空が狭くなるばかりだ。f:id:bluefoxzero:20220128004124j:plain

飯倉の高速道路下。この辺りから急に大きく見えるようになる。f:id:bluefoxzero:20220128004130j:plain

飯倉から少し南下したところ。この先ロシア大使館となる。警察が常駐しており、何となく遠慮がちに通ることになる。f:id:bluefoxzero:20220128004135j:plain

赤羽橋交差点。もうこの地点では東京タワーから離れる形になる。ビルに反射する東京タワー。f:id:bluefoxzero:20220128004140j:plain

三田通り。東京タワーは背中となり、振り返りながら歩くことになる。f:id:bluefoxzero:20220128004119j:plain

六本木から田町まで、のんびり小一時間の散歩はいい刺激になった。緊急事態宣言が発令されたときは、20時でライトアップは終了であった。夜更かししても着飾った東京タワーはを見られるのは幸せ。あたりまえが続くよう、一日も早く平穏な世の中になってもらいたいものだ。

午後の丸の内散歩

よく晴れた午後、カメラを片手に丸の内を散歩した。

この時期は昼の時間帯でも太陽は低く、光の当たっているところと影の部分のコントラストが大きい。(レンズ:1:2/50mm, ISO 200, F2, 1/360)f:id:bluefoxzero:20220109220847j:plain

(レンズ:1:2/50mm, ISO 200, F2, 1/2000)f:id:bluefoxzero:20220109224654j:plain

冬だけあり、ビルに当たる陽の光は柔らかい。ガラスになだらかなトーンを映しだす。(レンズ:1:2/50mm, ISO 200, F2, 1/750)f:id:bluefoxzero:20220109220815j:plain

冬枯れの街路樹に強い光が当たる。予想以上に枝の白さが強調される。(レンズ:1:2/50mm, ISO 200, F2, 1/360)f:id:bluefoxzero:20220109221307j:plain

石畳の路面に木の枝のシルエットが映し出される。(レンズ:1:2/50mm, ISO 200, F2, 1/750)f:id:bluefoxzero:20220109220946j:plain

 

(レンズ:1:2/50mm, ISO 200, F2.8, 1/750)f:id:bluefoxzero:20220109221422j:plain



 

牧場を散策。晩秋の房総にて

11月下旬、紅葉も盛りを過ぎた頃、房総にある牧場を散策した。暖かく気持ちの良い午後だった。夕暮れ前のこの時間、一日の中でも印象深い時間帯だ。

 

北海道と言われても通じるような風景。もちろんスケール感は違うが、写真のフレームに収めると通用してしまいそう。
(レンズ:1:2/35mm, ISO 200, F4, 1/800)f:id:bluefoxzero:20211201235729j:plain

ひと昔までは観光牧場であったようだが、今はその華やかさは見られない。
(レンズ:1:2/35mm, ISO 200, F4, 1/400)f:id:bluefoxzero:20211201235755j:plain

写真を凝視していると、耳元で草刈り機のエンジン音が響き、背中に太陽の熱を感じる。
(レンズ:1:2/35mm, ISO 200, F4, 1/500)f:id:bluefoxzero:20211202000943j:plain

厩に当たる低い角度の陽の光が何ともいい感じ。
(レンズ:1:2/35mm, ISO 200, F4, 1/800)f:id:bluefoxzero:20211201235921j:plain

斜陽で樹が浮き出る効果を期待し撮影。背景のコントラストが高く、うまく表現できなかった。僅かなボケで分離できている程度。なかなか意図通りにはならない。
(レンズ:1:2/50mm, ISO 200, F2, 1/4000)f:id:bluefoxzero:20211201235916j:plain

名を知らない花。咲ごろはすぎているようだが、背光により花びらのディテールが写し出される。
(レンズ:1:2/50mm, ISO 200, F2, 1/1000)f:id:bluefoxzero:20211201235911j:plain

日に日に日没時刻は早まる。小散策の間に太陽の落下速度は加速していた。
(レンズ:1:2/50mm, ISO 200, F2, 1/1600)f:id:bluefoxzero:20211201235926j:plain

 

SHIBUYA 20:36-20:59

 渋谷からの帰り、ホームで電車を待っていると事故による遅延のアナウンス。待っていても仕方ないので改札を出て街を撮影することとする。

20:36
壁面の個性を主張しあうかのようなビルたち。スケール感が分かりにくいが、拡大すると左下にテーブルに向き合う人が確認できる。(レンズ:1:2/50mm, ISO 800, F2.8, 1/50)f:id:bluefoxzero:20211026005826j:plain

20:40
遠くから見ると斜めのストライプに見える壁面模様。よく見ると縦構造物の幅を微妙に変化させグラデーションに見せる技術に気付く。(レンズ:1:2/50mm, ISO 800, F2.8, 1/13)f:id:bluefoxzero:20211026005820j:plain

20:49
渋谷川を挟んで新旧の建物の対比。日の目を浴びなかった旧建物の裏面が、今では逆に前面化している。(レンズ:1:2/50mm, ISO 1250, F2, 1/30)f:id:bluefoxzero:20211026005810j:plain

20:56
床に埋め込まれたライトの配置は不規則でありながらバランスを保っている。日本庭園の飛び石を連想させる。(レンズ:1:2/50mm, ISO 1000, F2, 1/125)f:id:bluefoxzero:20211102001520j:plain

20:59
鉄骨とガラスが織りなす空間。100%無機質なスペースのはずだが、人に心地よさ提供しているように見える。(レンズ:1:2/50mm, ISO 1000, F2, 1/60)f:id:bluefoxzero:20211026005805j:plain

 電車の遅延という、ちょっとしたアクシデント。だが23分の間に30カットほどの撮影を楽しむことができた。「禍を転じて福と為す」が今日の教訓となった。